2017-01-01から1年間の記事一覧

冬至

十二月二十二日からは二十節季の冬至、一年でもっとも昼が短く夜が長いころである。これから日が伸びていくので、古代には冬至が一年のはじまりだったとか。 植物も夜の長さ(昼の長さ)の変移を記憶して冬至を知ることができるそうです。凄いですね。個々の…

大雪

早いものでもう師走です。 十二月七日からは、二十四節季の大雪(だいせつ)です。本格的に雪が降り出すころです。 七十二侯の大雪初侯は、閉塞く(そらさむく)冬と成る。天地の陽気がふさがり、真冬が訪れるころです。重たい灰色の雲に覆われた空は雪曇り…

読み納めの読書★経過報告17/11

読み納めの読書の計画をここに書いたのは八月だった。書いた以降、実際の取りかかりには若干時間がかかったが、なんとかスタートし、まずまず順調に推移している。 記念すべき第一冊目は、当初の予定通り荻昌弘『男のだいどこ』。 読みながらいろんなことが…

小雪

十一月二十二日からは二十四節季の小雪(しょうせつ)です。寒さが進み、そろそろ雪が降りはじめるころです。とはいえ、雪はまださほどではなく、寒さもそこまでではありません。 旧暦十月(ことしは新暦の十一月十六日から十二月十七日まで)のことを小春と…

立冬

十一月七日からは二十四節季の立冬です。冬の気配が山にも里にも感じられてくるころです。木々の葉が落ち、冷たい風が吹き、冬枯れのようすが目立ってきます。早くも季節に「冬」の文字があらわれてきました。 七十二侯の立冬初侯は、山茶(つばき)始めて開…

霜降

十月二十三日からは二十四節季の霜降(そうこう)です。朝夕ぐっと冷え込み、霜が降りるころです。 七十二侯の霜降初侯は、霜始めて降る。霜がはじめて降るころです。 十一月一日(旧暦九月十三日)は「後(のち)の名月」とも言われる十三夜です。十五夜で…

寒露

十月四日は十五夜でした。残念ながら雲が厚くてお月さんが顔を出しません。来月一日の十三夜はどうでしょうか。それはさておき、 十月八日からは二十四節季の寒露、露が冷たく感じられてくるころです。空気が澄み、夜空に寒々と月が明るむころ……なんだけど、…

秋分

九月二十三日からは二十四節季の秋分。秋分は昼夜の長さが同じになる日です。また、お彼岸は先祖供養の日です。 七十二侯の秋分初侯は、雷乃声を収む(かみなりのこえをおさむ)。夕立に伴う雷が鳴らなくなるころです。雲も入道雲から鰯雲へと変わります。 …

白露

九月七日からは二十四節季の白露。大気が冷えてきて霧を結ぶころです。ようやく残暑が引いていき、本格的に秋が訪れてきます。 七十二侯の白露初侯は、草露白し。草に降りた露が白く光って見えるころです。朝夕の涼しさが、くっきりと際立ってきます。 暦日…

処暑

八月二十三日からは二十四節季の処暑です。暑さがすこしやわらぐころです。朝の風や夜の虫の声に、秋の気配が漂い出します。 七十二侯の処暑初侯は、面柎開く(わたのはなしべひらく)。綿の実を包む萼が開くころです。 七十二侯の処暑次候は、天地始めて粛…

読み納めの読書

以前にも書いたことがありますが、少し進展しました。 人生の残り時間が少なくなってきた。今になって気がついたことではないけれど、気づいてはいながらそれを無視し続けてきた。そんなこんなでノラクラしているうちにも時は経ち、健康的、頭脳的にもいろい…

立秋

八月七日からは二十四節季の立秋です。はじめた秋の気配がほの見えるころです。季節が巡るのははやいですね。暑い盛りですが、これ以降は夏の名残の残暑といいます。 七十二侯立秋初侯は、涼風至る(りょうふういたる)。涼しい風がはじめて立つころです。夏…

大暑

七月二十三日からは二十四節季の大暑。もっとも暑い真夏のころです。 七十二侯の大暑初侯は、桐始めて花を結ぶ。桐の花が梢高く、花を咲かせるころです。 暑い夏の昼ひなか、職人や大工がしばし休憩して短い睡眠を取ることを三尺寝といいます。仕事場の三尺…

遠近両用

遠近両用の眼鏡をかけ始めたのはいつのころからだろうか? 二十年以上前のことだろう。 ところが近ごろちょっと異変が起きてきた。本や新聞を読むのに眼鏡が必須であることに変わりはない。が、新聞を読んでいてテレビを見たりするとテレビの画面がボケて見…

小暑

七月七日からは二十四節季の小暑です。梅雨が明けて本格的に夏になるころです。この小暑から立秋になるまでが、暑中見舞いの時期です。 七十二侯の小暑初侯は、温風至る。夏の風が熱気を運んでくるころです。梅雨明けごろに吹く風を、白南風(しろはえ)と呼…

夏至

六月二十一日からは二十四節季の夏至、一年でもっとも日が長く、夜が短いころである。これから夏の盛りへと、暑さが日に日に増していきます。 七十二侯に夏至初侯は、乃東枯れる(なつかれくさかれる)。うつぼぐさの花穂(かすい)が黒ずんで枯れたように見…

政情雑感

外国まで戦争しに行こうとか、政府のやることは秘密だからやたら嗅ぎ回るなとか、その代わり市民のことはあれこれ調べるから覚悟しなさいとか、暗く閉鎖的な社会になってしまった。 なんでこんなことがスラスラ運んでしまうのだろうか。画策しているのが、悪…

疲れやすくて……

近ごろめっぽう疲れやすくなった。街中をふらふら歩くのが好きなのだが、歩いているうちに疲れを感じ始める。運動として歩いているのではないのでスタスタ歩くわけではない。むしろその逆で、雑草などを捜しながら、止まるような速度で歩いている。なのに、…

芒種

六月五日からは二十四節季の芒種(ぼうしゅ)です。稲や麦など穂の出る植物の種を蒔くころです。稲の穂先にある針のような突起を〝芒(のぎ)〟といいます。 七十二侯の芒種初侯は、蟷螂(かまきり)生ず。カマキリが生まれるころです。 暦日になりますが、…

小満

五月二十一日からは二十四節季の小満、いのちが、しだいに満ちてくるころである。草木も花々も鳥も虫も獣も人も、日を浴びて輝く季節です。 七十二侯の小満初侯は、蚕起きて桑を食う。蚕がクワの葉をいっぱい食べて育つころです。 旧暦の四月は、蚕のえさで…

テレビ

隠居生活をはじめていろいろと変わってきたことがある。テレビをよく観るようになったのもそのひとつ。 生まれたころにはテレビはなかった。小学校低学年のころ、東京タワーが建ったころにわが家にテレビがやってきた。たちまち夢中になってテレビを観た。学…

立夏

五月五日からは二十四節季の立夏。いよいよ夏のはじまり、しだいに夏めいてきます。あおあおとした緑、さわやかな風、気持ちいい五月晴れの季節です。 また暦日五月五日は端午の節句です。もっとも旧暦五月五日は新暦の五月三十日にあたります。菖蒲の盛りは…

穀雨

四月二十日からは二十四節季の穀雨(こくう)、たくさんの穀物をうるおす春の雨が降るころです。この季節の終わりには夏のはじまりを告げる八十八夜がおとづれます。夏はすぐそこ、季節が変わるのは早いものです。 七十二侯の穀雨初侯は、葭(あし)始めて生…

清明

四月四日からは二十四節季の清明(せいめい)です。すべてのものが清らかで生き生きするころです、若葉が萌え、花が咲き、鳥が歌い舞う、生命が輝く季節の到来です。 七十二侯清明の初侯は、玄鳥至る(つばめきたる)。海を渡って、つばめが南からやってくる…

春分

三月二十日からは二十四節季の春分です。太陽が真東から昇り、真西に沈む日です。昼と夜の長さが同じ長さになります。 春分の日を中日に、前後三日を含めた七日間が、春のお彼岸です。先祖の霊を供養する仏事が行われる日です。また、農事始の神祭の日でもあ…

啓蟄

三月五日からは二十四節季の啓蟄。陽気に誘われ、土の中の虫が動き出すころです。一雨ごとに春になる、そんな季節の気配が感じられます。 七十二侯の啓蟄初侯は、蟄虫戸を啓く(すごもりのむし とをひらく)。冬ごもりしていた虫が、姿を現わしだすころです…

雨水

二月十八日からは二十四節季の雨水、降る雪が雨へと変わり、氷が解け出すころです。昔からこの季節は農耕の準備をはじめる目安とされてきました。 山の雪がゆっくり解け出して田畑や人をうるおす雪解けの水を雪汁(ゆきしる)または雪消(ゆきげ)の水と呼ぶ…

サイトの引っ越し

1996年から「ぶらり・ぶらぶら」という個人サイトを運営している。二十年以上続いていることになる。よくぞここまで続いたもんだ。しかも、週一回程度の更新ペースもほぼ守っている。われながら感心なことである。ただし、訪問客はほとんどいない。内容が悪…

疲れやすくなってきました

疲れやすくなってきました。一万歩くらいが限度のようです。それを越えるとおかしくなってきます。 頭痛とは違う感覚なのですが、あたまが重くなってきます。しびれるような感じです。 首も凝ってきます。あたまの重さを支えることで筋肉疲労を起こしたかの…

立春

二月四日からは二十四節季の立春です。はじめて春の兆しが現れてくるころです。あたらしい年がはじまります。立春の前日、二月三日は節分です。 七十二侯の立春初侯は、東風凍を解く(とうふうこおりをとく)。暖かい春風が吹いて川や湖の氷が解け出すころで…