2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

キレるひと

近ごろ、大声で怒鳴り散らしているひとを良く目にする。 役所の窓口やファーストフード店の店頭などで、傍若無人に大声を張り上げ、なにか怒りを表している。 対応が遅いといっては怒り、ちょっとしたミスを指摘しては怒り、また、ときには持論を声高に説教…

封印

封印しているものがいくつかある。あることが成就するまでは我慢している。昔ながらの茶断ちのようなものである。 ところが、何を封印しているのか、わからなくなりつつある。 明らかなのは、落語の「唐茄子屋清談」。志ん朝の一番好きな噺である。できれば…

椋鳥

朝昼はミンミンゼミも頑張っているが、夕方以降はツクツクホウシの大合唱である。ヒグラシも交じっているぞ。 そして、激しい雷雨のあとに、騒がしい鳥の声に気がついた。とてつもなくたくさんの鳥が一本の樹に群れている。テンデンバラバラに騒々しく鳴いて…

夏の終わり

ミンミンゼミに代わってツクツクホウシが鳴き始めた。ときおり、単独ヒグラシの高い声が交じっている。 まだまだ、残暑は厳しいが、確実に季節が巡っているということだろう。やがて、夏も終わり、秋がやってくる。 海水浴場の海の家の解体もはじまるだろう…

夏の夕暮れの寂寥感

夏の夕暮れというのはどことなくうら淋しい。家にいればそうでもないのだが、外を歩くとそんな気持ちになってしまう。 まだまだ蒸し暑さは続いているものの、昼の酷暑に比べれば雲泥の差がある。挑戦的、圧倒的な太陽の力も夕方になると大分減じてくる。生命…