2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

大寒次候 1/25〜

一月二十五日からは七十二侯の、水沢腹(あつ)く堅し。澤野水が厚く張りつめるころです。 でも、もうすぐそこまで春が来ています。春隣(はるどなり)です。 出典 白井明大=文・有賀一広=絵『日本の七十二侯を楽しむ』(東邦出版)

大寒初侯 1/20〜

一月二十日からは一年最後の二十四節季、大寒です。一年でもっとも寒さが厳しいころです。 が、大寒とはいえ寒い日ばかりではなく、三寒四温といって寒暖を繰り返しながらだんだん春になっていきます。 七十二侯の大寒初侯は、款冬華さく(ふきのとうはなさ…

小寒末候 1/15〜

一月十五日からは七十二侯の、雉始めてなく。キジのオスがメスに恋して鳴きはじめるころです。 一月一日を大正月、十五日を小正月といいます。本来ならばこの日までが松の内です。小正月には小豆を食べるならわしがあります。また、正月中も忙しく働いた女性…

小寒次候 1/10〜

一月十日からは七十二侯の、水泉(すいせん)動く。地中では凍っていた泉が動きはじめるころです。 一月九日の宵戎、十日の本戎、十一日の残り福と三日間にわたって十日戎のお祭りで商売繁盛を願います。 寒に入って九日目に雨が降ると、寒九(かんく)の雨…

小寒初侯 1/6〜

一月六日からは二十四節季の小寒、寒さが極まるやや手前のころです。寒の入りを迎え、立春になる寒の明けまでの約一ヶ月が寒の内です。 七十二侯の小寒初侯は、芹乃栄う(せりさかう)。芹がすくすくと群れ生えてくるころです。 春の七草は、せり、なずな、…