2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

小雪次候 11/27〜

十一月二十七日からは七十二侯の小雪次候、朔風葉を払う(さくふうはをはらう)。冷たい北風が、木々の葉を払い落とすころです。朔風の朔とは北という意味で、朔風は木枯らしのことです。 出典 白井明大=文・有賀一広=絵『日本の七十二侯を楽しむ』(東邦出…

小雪初侯 11/22

十一月二十二日からは二十四節季の小雪、寒さが進み、そろそろ雪が降りはじめるころです。とはいえ雪はまださほど大きくなく、寒さもそこまでではありません。 旧暦十月のことを小春といいます。ことしは旧暦十月一日は新暦の十一月八日にあたります。それま…

立冬末候 11/17〜

十一月十七日からは七十二侯の立冬末候、金盞(きんせん)香し。水仙の花が咲き、かぐわしい香りが漂うころです。金盞とは金色の杯を意味し、黄色い冠をいただく水仙の別名です。 そういえば、すでに旧暦十月、神無月ですね。神さまは出雲に集まり大事な話し…

立冬次候 11/12〜

十一月十二日からは七十二侯の立冬次候、地始めて凍る。地が凍りはじめるころです。霜が降り、氷が張り、季節は冬を迎えます。 七五三もこの時期にやることが多いようですね。 山へ帰る神さまに、豊作の感謝を込めて、農家では十六個の団子をお供えします。 …

立冬初侯 11/7〜

十一月七日は二十四節季の立冬、冬の気配が山にも里にも感じられてくるころです。木々の葉が落ち、冷たい風が吹き、冬枯れのようすが目立ってきます。苦手な冬の到来です。 七十二侯の立冬初侯は、山茶(つばき)始めて開く。山茶花の花が咲きはじめるころで…

霜降末候 11/2〜

十一月二日からは七十二侯の、楓蔦(もみじつた)黄なり。紅葉や蔦が色づくころです。 秋の山が紅葉するようすを、山装う(やまよそおう)といいます。ちなみに、春の山のさわやかな初々しさ山笑う、夏の山の青々としてみずみずしいさまは山滴(したた)る、…