2013-08-01から1ヶ月間の記事一覧

処暑

二十四節気の処暑。暑さが少しやわらぐころ。朝の風や夜の虫の声に、秋の気配が漂い出します。 七十二侯処暑初侯は、綿柎(わたのはなしべ)開くころ。柎は実を包む萼(がく)のことです。綿毛をほぐし、綿の糸を紡ぎます。すだち、かさごが旬。富士山のお山…

すでに死んだ人

既に死んだ人を不憫に思う。死んだ人の年齢ではない。死んだときの暦である。私より先に死んだ人、つまり、現在より前に死んだ人が不憫でならない。たとえ、九十、百まで生き、大往生した人であっても、すでに亡くなっているということで、不憫に思う。〝人…

立秋

まだまだ暑い日が続くけれど、季節は着実に巡り、二十四節季では立秋となる。夏が終わり、秋の始まりである。初めて秋の気配がほの見えるころである。なお、これ以降の夏の名残は残暑というとのこと。暑中見舞いから残暑見舞いへと変わる時期である。 七十二…

きょうの鳴き声

きょう、気がついた鳴き声。 セミ。気がついたら、ミンミンゼミの大合唱が圧倒的になっている。終戦記念日のイメージはアブラゼミなんだけど(終戦の日はまだ生まれていないので、あくまでも想像ですが)、ことしはもうミンミンゼミ。うん? 去年はどうだっ…