2016-01-01から1年間の記事一覧

冬至

十二月二十一からは二十四節季の冬至です。一年でもっとも昼が短く、夜が長いころです。 これから日が伸びていくので、古代には冬至が一年のはじまりでした。その後は立春が一年のはじまりとなり、新暦、太陽暦になってからは冬至の少しあと、季節的にはさし…

大雪

十二月七日からは二十四節季の大雪(大雪)、本格的に雪が降り出すころです。 七十二侯の大雪初侯は、閉塞(そらさむ)く冬と成る。天地の陽気がふさがり、真冬が訪れるころです。 十二月八日は針供養。何故この日なのかはわかりませんが、縫い物が上手にな…

小雪

十一月二十二日からは二十四節季の小雪(しょうせつ)です。寒さが進み、そろそろ雪が降りはじめるころです。とはいえ雪はまださほど大きくなく、寒さもそこまでではありません。 旧暦十月のことを小春といって、新暦では十一月か十二月上旬にあたるころ、そ…

遺影と遺体

小中高と一緒だった友人が他界した。一年半ほど前に癌が見つかった。それを公表し、また、可能な限りの治療を受けると宣言し実行していた。癌が見つかった後もジョギングやゴルフを楽しみ、また、色々な場で幹事を務め、精力的かつ明るく振る舞っていた。 が…

立冬

十一月七日からは二十四節季の立冬です。冬の気配が山にも里にも感じられてくるころです。木々の葉が落ち、冷たい風が吹き、冬枯れのようすが目立ってきます。 七十二侯の立冬初侯は、山茶(つばき)始めて開く。山茶花(さざんか)の花が咲きはじめるころで…

なぜか退屈ではない

近ごろ〝退屈〟感を味わうことが全くなくなっていることに気がついた。ゆゆしきことである。 退屈と暇とは似ているようで若干ことなる。暇というのはなにもすることのない状態である。退屈というのは時間なり物事をもてあましている状態であろう。何もしてい…

霜降

十月二十三日からは二十四節季の霜降(そうこう)。朝夕にぐっと冷え込み、霜が降りるころです。はじめは山のほうで、十二月に入ると平野にも霜がやってきます。 七十二侯の霜降初侯は、霜始めて降る。霜がはじめて降りるころです。 十五夜すなわち仲秋の名…

新聞

新聞をとらない家庭が増えているようだ。ニュースやゴシップであればネットで十分こと足るからであろう。 ネットを使えるおとなはそれでよいのだろうが、子どもはどうだろうか。記事の内容の理解はさておいて、新聞を読むという行為は身につけておいたほうが…

寒露

十月八日からは、二十節季の寒露です。露が冷たく感じられてくるころです。空気が澄み、夜空にさえざえと月が明るむ季節です。 旧暦の九月九日、ことしの新暦では十月九日は重陽の節句、菊の節句です。 七十二侯の寒露初侯は、鴻雁(がん)来る。雁が北から…

老人は早起き、なのだろうか?

年を取ると朝早くに目が覚める。と、一般的にいわれている。身近な老人たちからもそういう声を聞く。 が、わたしは全然そうはならない。逆に、かつて勤めに出ていたころよりも一二時間遅く起きている。しかも、これだって無理して起きている。本当はもっと寝…

秋分

九月二十二日からは、二十四節季の秋分です。昼夜の長さが同じになり、これからはしだいに日が短くなり、秋が深まっていきます。 秋分の日を中日に、前後三日を含めた七日間が、秋のお彼岸です。先祖の霊を供養する仏事が行われる日です。また、古来より農業…

時間が足りない

一年半まえに完全リタイアして、さあ、これからはいろんなことができるぞ、と思っていたのだがなかなかそうはならない。 まあ、そんなにうまくいくはずもないけれど、それでもかなり好ましからざる状況に陥っている。 一番こたえているのが時間が足りないこ…

白露

九月七日からは二十四節季の白露です。大気が冷えてきて露を結ぶころのことです。ようやく残暑が引いていき、本格的に秋が訪れてきます。 七十二侯白露初侯は、草露白し。草に降りた露が白く光って見えるころです。朝夕の涼しさが、くっきりと際立ってきます…

読書の姿勢

車中の読書をのぞけば、本というのは仰向けに寝転んで胸で下端を支えるような姿勢で読んでいた。そこそこの量を読むようになって以来、おそらくは四十年以上ずっとこの姿勢だった。 ところが、最近この姿勢が辛くなってきた。理由はいくつかある。 ひとつは…

処暑

八月二十三日からは二十四節季の処暑です。暑さが少しやわらぐころです。朝の風や夜の虫の声に、秋の気配が漂い出します。 七十二侯の処暑初侯は、綿柎(わたのはなしべ)開く。綿の実を包む萼が開くころです。種を包む綿毛をほぐし、綿の糸を紡ぎます。 七…

葛の恐怖

遠くない将来、クズが植物界を制覇するような気がしてなりません。 ツル植物であるクズは自立する必要はありません。なので、他の植物が自立に要するエネルギーを成長と増殖に当てることができます。グングン大きくなって増えていきます。樹木や草花に覆い被…

立秋

八月七日からは、二十四節季の立秋です。初めて秋の気配がほの見えてくるころです。まだまだ暑い盛りですが、これ以降は夏の名残の残暑といいます。暑中見舞いも立秋からは残暑見舞いに変わります。 七十二侯の立秋初侯は、涼風至る。涼しい風が初めて立つこ…

あるじなきサイト

個人サイトやブログ、ツイッター、SNSなどなど。やっているひとは数え切れないほどいる。 これだけいれば、亡くなる人もいる。亡くなったらそれらはどうなるか。どうもならない。そのまま存在する。そんな幽霊サイトや幽霊ブログ、幽霊ツイッター、幽霊S…

大暑

七月二十二日からは、二十四節季の大暑(たいしょ)です。もっとも暑い真夏のころです。大暑を迎えるに当たってはそれなりの心構えが要りそうです。 夏の土用は十九日からはじまっています。立秋の前日八月六日まで続きます。丑の日は三十日です。 七十二侯…

ホワイトボード

ふと思いついて、百円ショップでホワイトボードを買った。A4より一回り小さいサイズで、つり下げ用のひもがついたもの。まあ、これといって特徴はない。 買ってきて机の横にぶら下げているが、これが思いのほか重宝している。 用途は一時的なメモ書きである…

小暑

七月七日からは二十四節季の小暑です。梅雨が明けて本格的に夏になるころです。 暑中見舞いを出す時期でもあります。小暑までに出すのは梅雨見舞い、小暑から立秋まが暑中見舞い、立秋以降は残暑見舞いとなるそうです。こまかいことと思うかもしれませんが、…

参院選_いやな候補者を落とすような投票を

参院選。政府与党は失政続きながら、有力な対抗馬がないため勢力を維持してしまうのだろうか。拡大なんてこともあるかもしれない。 争点をぼかした選挙で勝利をおさめ、公約とは関係のない、本来やりたかったことをまっ先にやってしまうのが今の政府である。…

脇腹がつる

悪いのは脚や肺ばかりではない。その他一杯悪いところがある。 なかで気になるのが脇腹。ちょっと変な体勢になるとすぐにつりそうなるのだ。脇腹がつるとどうなるのかわからない。だから、つりそうになると焦りまくる。 腰掛けて靴を脱ごうとして、足の爪を…

夏至

六月二十一日からは二十四節季の夏至です。一年でもっとも日が長く、夜が短いころです。植物も昼夜の長さを測ることができ、夏至を知ることができるそうです。 七十二侯の夏至初侯は、乃東(なつかれくさ)枯(かれ)る。夏枯草(かごそう)とも呼ばれるうつ…

脚の不調・その後

脚の不調は改善されることなく相変わらずである。その原因についても良くわからないままである。まあ、あっさりと行ってしまえば、〝加齢による衰退〟のひとことで済んでしまうのだろうけれど、それではあんまりだ。 とうことで素人診断を行ってみる。知識も…

芒種

六月五日からは、二十四節季の芒種です。稲や麦など穂の出る植物の種を蒔くころです。 七十二侯芒種初侯は、蟷螂(かまきり)生ず。カマキリが羽化するころです。 また、暦日の六月六日は稽古始め。とくに、六歳の六月六日からはじめるとうまくなる、といわ…

うまいもん残し

わたしには〝うまいもん残し〟の性格が根付いている。いやなこと、やらなければならないことを先に終わらせてから最後に楽しいこと、大好きなことをやろうとする性格である。これは楽しいことに心置きなく専心するためである。 いやなことややらなければなら…

暇を潰す

〝暇をつぶす〟とか〝暇つぶし〟という言葉に大いに異議あり。 〝暇〟というのがいけないものであり、これを無くす(消滅する)ことに意義があるような言いかたになっている。〝暇〟というのがなにものも生み出さない無駄な時間のように思われている。 そん…

小満

五月二十日からは二十四節季の夏の二番手、小満(しょうまん)です。いのちがしだいに満ち満ちてくるころです。草木も花々も鳥も虫も獣も人も、日を浴びてかがやく季節です。 七十二侯の小満初侯は、蚕起きて桑を食う。蚕が桑の葉をいっぱい食べて育つころで…

腕のおさめどころ

散歩そのもののお話ではありません。歩く時の姿勢のお話です。姿勢全般ではなく〝腕〟だけのお話です。 歩く時に腕をどうするか。そんなことがうまくいかなくてなやんでいます。 腕を軽く振って歩くのが普通なんでしょうが、それができないのです。意識して…