2014-01-01から1年間の記事一覧

冬至

22日は二十四節季の冬至。一年でもっとも昼が短く、夜が長くなります。 見方を変えれば、この日から日が伸びていきます。なので古代では冬至が一年のはじまりでした。観察もしやすいでしょうから、一年のはじまりとしてはふさわしい日かもしれません。あらた…

マイナス投票

選挙はまったくもってつまらない結果になってしまいました。小選挙区制の弊害が一気に噴出下感じです。支持率と当選率がかけ離れたものになってしまいました。 対立候補のいない選挙に際しての提案です。 当選させたくない候補者にマイナス票を投票できるよ…

エレベータとエスカレータ

なんとなくではあるがエレベータはあまり好きではない。おそらくはあの狭い閉鎖空間に閉じ込められることが苦手なのだろう。それと、乗り合わせたひととの距離感。近すぎます。目はあってしまうのに気詰まりな沈黙。仕方なく階数の表示を見ている。気がつい…

大雪

十二月の声を聞くと一気に寒くなってきた。本格的な冬の到来である。 二十四節季も、七日からは大雪。いよいよ本格的に雪が降り出します。 七十二侯は、閉塞(そらさむ)く冬となる、熊穴に蟄(こも)る、鮭魚群がる、とつづきます。 初侯は、〝天地の陽気が…

選挙

選挙が行われることになってしまった。 政権与党が自らの信を問うために(野党からつつかれたわけではなく)自らの意志で解散したらしい。 で、その世に問う政策というのが〝消費税を増額することに決まっているが、しばらくはそれを据え置くことについての…

小雪

11月22日、旧暦十月一日からは二十四節季の小雪。寒さが進み、そろそろ雪が降りはじめるころ。とはいえ雪はまださほど大きくなく、寒さもそこまでではありません。ことしはまさにそういった感じですね。それほどでもないのですが、寒さを感じはじめ、いつの…

椋鳥

例年この時期になると、やかましいほどの椋鳥の声が聞こえてくる。どうやったらそんなに、というほどたくさんの椋鳥が一本の木に集まっり、鳴き騒いでいる。そしてときに見事な編隊飛行を行う。 不思議なのは、近くに同じような木が何本かあっても、集まるの…

立冬

十一月七日、旧暦の閏九月十五日からは立冬です。冬の気配が山にも里にも感じられてくるころです。木々の葉が落ち、冷たい風が吹き、冬枯れのようすが目立ってきます。 とうとう冬のはじまりです。長くて辛い季節の始まりです。さて、ことしの手袋・マフラー…

赤瀬川原平

赤瀬川原平さんが他界されました。 初めて原平さんの名を知ったのは、多分千円札偽造(?)事件だったように思います。 そのあと、しばらく忘れていたのですが、トマソンで蘇ってきました。このときの印象は、〝面白がるひと〟でした。 そのあと、老人力は大…

霜降

23日からは二十四節季の霜降。霜降とは文字通り、朝夕にぐっと冷え込み霜が降りるころのこと。秋も終わりのようです。 二十四節季も次は立冬、あっという間に一年が終わってしまいそう。時間の進みは、完全に我が人生の残り時間の減少と一致しています。実感…

本を買う

買う本を選ぶとき、以前は〝迷ったら買う〟を旨としていた。あとは予算との相談。そうして買った本は、それなりに読むことができていた。 ところが、最近は買う買わないの判断基準がひとつ増えた。それは、〝死ぬまでに読めるか〟という判断である。これがか…

重陽の節句、十三夜、寒露

早くも十月に突入しました。一年の四分の三が終わってしまいました。今年も残り三ヶ月、ここから駆け足で過ぎ去って行くことでしょう。あっというまに歳が終わってしまいそうです。 ということでいつもの感慨、人生の残り時間もかくのごとくあっという間に尽…

秋が早い

今年は秋が早いような気がします。ここ数年は九月はまだまだ暑く、十月に入っても残暑を感じることが多かったように覚えています。 台風がいくつか去って、体育の日の前後の運動会のころにようやく肌寒さを感じはじめます。気がつけば空が高くなり、空気も澄…

秋分

23日は秋分。昼と夜の長さが同じになる日です。しだいに日が短くなり、秋が深まっていきます。 突然のごとく、彼岸花があちこちで見かけるようになりました。萩も咲いていますね。秋だ、秋だ。夏の終わりではなく、秋のはじまりですね。 冬至を開始点とすれ…

眠りが変!?

近ごろ、眠りが少し変わってきた。寝付きが多少マシになったがそのことではない。 眠りかけている時に、どうも古くさいところにいるような感覚がするのだ。少し前の時代、それこそ、わたしの昭和、すなわち三十年代ごろの環境の中で眠っているような気がして…

仲秋の名月そして白露

九月八日は仲秋の名月でした。旧暦では八月の十五日。十五夜ですね。もっとも満月は翌九日ですが。 当地では雨のため仲秋の名月は見ることができませんでした。翌日の満月は、月の出は分厚い雲に阻まれて月の出は見ることができませんでしたが、天頂付近で雲…

メモ

すっかりお粗末になってしまったメモについて白状いたします。 とてもメモといえるものではありません。A4の紙が数枚、二つに折って置いてあるだけです。それも表に何かをプリントした紙の裏面です。 雑に書いたものが多く、自分でも判読不能な文字が並ん…

提案「平和を考える一週間」

いまのカレンダーでは、六月と八月は祝祭日がない。 暑さ真っ盛りの八月に休みがないのはちょっときつい。もっとも学校は夏休みだし、企業でも各企業の決まりによって夏休みをもうけているところも多い。また、お盆休みをとる商店も少なくはない。 といった…

処暑

八月二十三日からは処暑。暑さが少しやわらぐころです。朝の風や夜の虫の声に秋の気配が漂いはじめます。 まだまだ暑い日が続いていますが、それでも確実に季節はめぐり、夏が終わり、そして秋がやってきます。気がついたらミンミンゼミにツクツクホウシの声…

虫刺され

かつては人一倍蚊に刺されていた。蚊の攻撃を一手に引き受けていた。よって蚊は天敵であった。 ところが、歳を取り血がまずくなったのであろうか、最近は、蚊に刺されることが少なくなった。たまに刺されるのはヤブ蚊である。刺されてすぐ、ぷくっとふくれ、…

立秋

八月七日からは、立秋。二十四節季では秋の始まりです。まだまだ暑い盛りですが、これ以降は夏の名残、〝残暑〟といいます。暑中見舞いは残暑見舞いに変わります。 立秋末候は八月十二日から十六日ごろまでですが、〝寒蝉(ひぐらし)鳴く〟ころです。 そう…

七夕

八月二日は七夕です。って、七夕は七月七日じゃないかって? そうです。七月七日です。 江戸時代に、一月七日、三月三日、五月五日、七月七日、九月九日を公式な節句として定めました。これは季節にしたがった催しではなく、単純に暦日による催しです。なの…

20日からは夏の土用。ということはもうすぐ立秋? そんなあ…… いやいや、23日からは大暑。一年でもっとも暑いとされるころです。陽射しの暑さだけでなく、空気も熱くなってきました。サウナ状態です。 ※土用とは立夏、立秋、立冬、立春の直前やく18日間、だ…

足の爪

近ごろ足の爪を切るのが大仕事になってきた。 爪がかたくなったり、逆にもろくなって切りづらくなったのではない。 足先に手が届きにくくなってきたのだ。からだの前傾が足らなくて、足に手が届かない。もともと極端にからだがかたかったのだが、これまでは…

睡眠が気持ち良いのは……

眠ることは素敵だ。夜ぐっすりと眠れれば言うことない。昼寝はすごぶる心地よい。うたた寝もまた気持ちよい。 そんなに気持ちが良いのならずっと寝ていればよいかと言えばそんなことはない。気持ちよさを感じるのは起きてからである。気持ちよさは覚醒時の感…

半夏生そして小満

六月二十一日は夏至。夏至から数えて十一日目、七月二日は半夏生。田植えも終わりほっとひと息つくころです。 半夏生と言えば同じ名の植物もあります。半夏生のころに花を咲かせるのが半夏生。花弁のない花なので、虫を呼ぶために葉を斑入りにするそうです。…

天敵登場

数日前のことである。眠りについてしばらくした後、甲高い羽音で目が覚める。 やられたぁ。天敵の登場。蚊の奇襲を受けてしまった。気のせいかもしれないが、手の指の関節のあたりが痒くなってくる。羽音は断続的に近づいてくる。 こうなるとおちおち寝ては…

夏至

六月二十一日は夏至、一年で一番日の長い日である。 二十四節季も折り返し点である。これからまた、苦手な冬に向かっていく。 いやいや、それは地球の軌道の話であって、気候は別。これからますます暑くなって、秋や冬はそれからだ。暑さとの闘いは終わって…

ピアノ小曲集

youtubeでピアノ小曲集を拾って聴く。有名な小品、知っている曲ばかりである。 聴いているとなぜかもぞもぞとしてくる。 勝手に、まだ見ぬ清楚な乙女を思い浮かべてしまったりもする。 過去の悪事やら現在の煩悩などが、すうっと消え失せてしまいそう。無意…

うんこ

ずう〜〜っと、ずう〜〜っと、うんこをするのは恥ずかしいことだと思い込んでいた。うんこをしているところは見られてはならないことである。いや、それだけではなく、いま、うんこをしているということを悟られてはいけない。トイレの個室にはだれにも見つ…