2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

秋分次候 9/28〜

九月二十八日からは七十二侯の秋分次候、蟄虫戸を坯す(すごもりのむしとをとざす)。虫が隠れて戸をふさぐころです。土の中へ巣ごもりの仕度をはじめます。 旧暦八月十五日の満月は仲秋の名月。ちょうど里芋の収穫の時期にあたり、芋名月と呼ばれます。今年…

秋分初侯 9/23〜

九月二十三日からは二十四節季の秋分、昼夜の長さが同じになります。 秋分の日の前後三日をお彼岸といいます。先祖を供養する日です。 七十二侯の秋分初侯は、雷乃声を収む(かみなりこえをおさむ)。夕立に伴う雷が鳴らなく成るころです。 秋分の日にお供え…

白露末候 9/18~

九月十八日からは七十二侯の、玄鳥(つばめ)去る。ツバメが南に帰るころです。 暦日の九月二十日は空の日です。1911年のこの日に国産の飛行船が東京上空の一周飛行に成功しました。ライト兄弟の初フライトからわずか七年後のことでした。なお、これは新暦に…

白露次候 9/13〜

九月十三日からは七十二侯の、鶺鴒(せきれい)鳴く。セキレイがチチィ、チチィと鳴きはじめるころです。 セキレイはその尾の振り方から、イザナギとイザナミに男女の交わりかたを教えたとされています。 出典 白井明大=文・有賀一広=絵『日本の七十二侯を楽…

白露初侯 9/8〜

九月八日からは二十四節季の白露です。大気が冷えてきて露を結ぶころです。ようやく残暑が引いていき、本格的に秋が訪れてきます。空の様子もかわり、あかとんぼが目立つようになります。もっともことしは台風や地震で大変なことになっていますが。 七十二侯…

処暑末候 9/2〜

九月二日からは七十二侯の、禾乃登る(こくものみのる)。田に稲が実り、穂をたらすころです。 禾(のぎ)とは、稲などの穂先に生えている毛のことです。稲や麦、稗、粟などの総称でもあります。 出典 白井明大=文・有賀一広=絵『日本の七十二侯を楽しむ』(…