椋鳥

 朝昼はミンミンゼミも頑張っているが、夕方以降はツクツクホウシの大合唱である。ヒグラシも交じっているぞ。

 そして、激しい雷雨のあとに、騒がしい鳥の声に気がついた。とてつもなくたくさんの鳥が一本の樹に群れている。テンデンバラバラに騒々しく鳴いているかと思うと、見事な集団編隊飛行を始めたりもする。

 そう、椋鳥です。

 毎年お馴染みの光景だが、毎年、こんな時期(八月の終わり)から群れていただろうか? これまで意識したことがなかった。私の夏の終わりの感傷的風物詩には含まれていないが、見落としていただけなのだろうか?