2015-01-01から1年間の記事一覧

半夏生

6/21にも書きましたが、夏至から数えて十一日目が半夏生。このころが盛りの植物も半夏生。半分白くなった葉の様子から〝お化粧の半ば〟の意味も兼ねているようですが。 近所に水辺公園というのがあります。奥は自然保護のため立ち入り禁止となっていますが、…

夏至

六月二十二日は、二十四節季の夏至です。季節が巡るのは早いですね。一年の半分が過ぎたことになります。 夏至とは、一年でもっとも日が長く、夜が短いころです。この日を過ぎると徐々に日は短くなっていきますが、暑さは日に日に増してきます。 七十二侯の…

芒種

六月六日からは二十四節季の芒種です。稲や麦など穂の出る植物の種を蒔くころです。 芒種初侯は、蟷螂(かまきり)生ず。かまきりが生まれるころです。 また、暦日のはなしなのでこの日がよいかどうか難しいところですが、六歳の六月六日に稽古をはじめると…

目覚めの疲労感

このところ睡眠全体に違和感がある。 おかしなことのひとつは目の覚めかた。夜の昼寝でも同様なのだが、目覚めたときにからだが重たくなっている感じがする。疲労でからだが固まっているような感じがする。 なので、すぐには起きないでじっとしていると、ま…

雑草の名前を思い出せない

雑草に興味を持ち始めて何年か。いくつかの雑草を認識できるようになり、あらたに名前を覚えたものもいくつかある。 ことしも初夏を迎え、たくさんの草花が花をつけはじめている。ところが、ここで愕然とする事態が発生。 昨年までに覚えた名前が出てこない…

小満

五月二十一日からは二十四節季の小満(しょうまん)。いのちが、しだいにみちみちてくるころです。草木も花々も、鳥も虫も獣も人も、日を浴びて輝く季節です。 七十二侯小満の初侯は、蚕起きて桑を食う。蚕が桑の葉をいっぱい食べて育つころです。桑の葉を摘…

立夏

五月六日からは二十四節季の立夏に入ります。立夏とは、しだいに夏めいてくるころのこと。あおあおとした緑、さわやかな風、きもちよい五月晴れの季節です。 七十二侯の立夏初侯は、蛙始めて鳴く。野原や田んぼで蛙が鳴きはじめるころです。 暦日の五月五日…

日の出

近ごろ朝早くに目が覚める。歳のせいかと思ったがそうではなさそう。当地では、五時前に日が昇るようになってきた。なので、空が明るくなり、自然に目が覚めてしまうのだ。 季節が巡るのは早い。年が明けてからはや四ヶ月が過ぎてしまった。一年の三分の一が…

味噌汁の具はひとつ

「具だくさんの・・・」というとなにやら旨そうに感じがちである。定かではないが、「暮らしの手帖」あたりが「具だくさん」ということばの発信元のような気がする。 これには異論あり。味噌汁の具だくさんはうまいとは思えない。味噌汁の具は一種類だけ、こ…

穀雨

四月二十日からは二十四節季の穀雨です。たくさんの穀物をうるおす春の雨が降るころです。もう春はあたりまえの季節です。 七十二侯の初侯は、葭(あし)始めて生ず。水辺の葦が芽を吹きはじめます。葦の若芽を葦牙(あしかび)と呼ぶそうです。若芽のさきっ…

月一回

毎月ひとつ。一年で十二。八年で九十六。守れないこともあるだろうから、十年で百。 月にひとつくらいなら、なんとかできそうな気がする。それを十年続ければ百。まとまった数である。かなりのことができる。 人生の残り時間。こんな感じでなにかできないだ…

清明

四月五日からは二十四節季の清明。「せいめい」と読みます。すべてのものが清らかで生き生きとするころです。若葉が萌え、花が咲き、鳥が歌い舞う、生命が輝く季節の到来です。 七十二侯清明の初侯は玄鳥至る(つばめきたる)、次候は鴻雁(がん)北へかえる…

春分の日を過ぎると春の訪れは早足となるようです。季節もウキウキしているのでしょうか。 ソメイヨシノもようやくつぼみを見かけるようになったかと思ったら、すぐにポツポツと花開き、咲いたなと思ったらあっというまに満開状態。ということは散るのも時間…

春分

いよいよ、と言ってよいと思いますが、三月二十一日は春分です。太陽が真東から昇り、真西に沈みます。昼と夜とが同じ長さになります。この春分の時期は二十四節季でも大きな節目となります。 春分の日を中日に前後三日を含めた七日間が、春のお彼岸です。先…

グルメ番組

グルメ番組がやたら放送されている。タレントと称するやからが、どこかでなにかを食べながら感想などを述べる番組である。 この感想には耳を覆いたくなるものが多い。明らかに語彙が不足しているのだ。なので誰がしゃべっても同じ言葉になってしまう。 「食…

啓蟄

三月六日は二十四節季の啓蟄。陽気に誘われて、土の中の虫が動き出すころです。一雨ごとに春になる、そんな季節の気配を感じます。このころになると、実感が伴いますね。 七十二侯の初侯は、蟄虫(すごもりの)戸を啓(ひら)く。次候は、桃はじめて笑う。末…

三月

新年になって、早くも二ヶ月が過ぎ三月になりました。 さらっとときが過ぎゆくのは、とりあえずは大過なく平穏に日々を送ることができたということでしょう。そう思うことにします。 ただし、若い頃ならともかく、この年になってあまりにも早く月日が経って…

旧正月、雨水

二月十九日は旧暦の一月一日、旧正月です。還暦や、厄除け、方位除けなど数え年に基づく行事は、やはり旧正月を過ぎてから速やかに行うのが良さそうにと思えます。 十九日は、二十四節季の雨水のはじまりでもあります。降る雪が雨へと変わり、氷が解け出すこ…

左手でマウス

新たに始めたいことがある。といっても、たいしたことではない。それは、左手でそこそこマウスを使えるようになること。 なぜそんなことをしようと思うのか。それは、右手の小指が痛くなってきたから。小指が痛む原因はわかっている。 それは、マウスの持ち…

立春

二月四日は立春。はじめて春の兆しが現れてくるころです。 蕗の薹が顔を出し、春一番が吹いて、鶯が鳴き始め、梅が開きはじめます。 また、初午といって、立春を過ぎて最初の午の日(今年は二月十一日)にお稲荷さんに詣でる風習があるそうです。田の神を山…

e-tax

覚悟はしていたけれど、e-tax で大苦戦。データ作成は一時間ほどで終わったが、さて送信となってぴたっと止まってしまった。 そもそも e-tax のシステムは mac では使うなということになっているようだ。なぜならば、対応 OS は10.9まで、ブラウザーは safar…

大寒

一月二十日。旧暦では師走の一日です。この日からは二十四節季の大寒となります。一年でもっとも寒さが厳しいころとなります。二十四節季の最後です。冬至と同様に見方を変えれば、日がしだいに長くなり、春へ向かう季節でもあります。 また、一月二十日は二…

どんど焼き

人日をもって関東では松の内もおしまい。きょうは、外した松飾りを焼くどんど焼きが行われました。どんど焼き——おんべ焼きとか左義長ともいうようですね。語源は調べていませんでしたが。これも確かめたわけではありませんが、当地では松の内が終わって最初…

小寒

一月六日からは二十四節季の小寒。寒さがきわまるやや手前のころ。寒の入りを迎え、立春となる寒の明けまでの約一ヶ月が寒の内です。 七日は五節句のひとつ、人日(じんじつ)。七草粥を食べる日です。 松の内は関東では七日まで、関西では十五日までです。…