どんど焼き

 人日をもって関東では松の内もおしまい。きょうは、外した松飾りを焼くどんど焼きが行われました。どんど焼き——おんべ焼きとか左義長ともいうようですね。語源は調べていませんでしたが。これも確かめたわけではありませんが、当地では松の内が終わって最初の日曜に開催されるところが多いようです。

 どんど焼きは各町内で開催されますが、わが町内は新興住宅地ゆえ、そのような行事はやっていません。仕方が無いので、いつも散歩で歩いている町内のどんど焼きに(勝手に)交えて貰いました。

 点火時刻は、六時半、日の出に合わせて、十時、その他と町内で違っています。なんとなく日の出と一緒が良いかなと思い、その町内に参加しました。

 海岸では隣接して、三箇所でやっていましたが、他は日の出前に炎があがっていました。

 六時に起きて、そのまま出発しました。家を出たころは西の空にお月様がぽっかり浮かんでいました。
 
 やがて東の空が赤く染まり、元日には見られなかった日の出を拝むことができました。それに合わせて点火。炎は一気に燃え上がります。

 脇では生の笛と太鼓のお囃子が奏でられています。

 竹の先に針金で結んだお餅は、片面は黒焦げ、片面は生焼けでしたが、無病息災を願ってそのまま食べました。
 
 二時間ほど経って、最後は心棒だけが残りました。

 来年も来られることを願って帰路につきました。

 そうそう、きょうは鏡開きの日でもあるようです。これで、完全に平常化ですかね。