2011-01-01から1年間の記事一覧

近ごろ寝付きが良くなった

子どものころから寝付きが悪かった。布団の中で眠れずに悶々としていた。早く眠らなければ、と焦れば焦るほど眠れなくなってしまう。新聞配達の音を聞くまで眠れないことも珍しくはなかった。 修学旅行などでも、一番最後まで眠れずにいた。 成長しても寝付…

これから先

近ごろ、特に理由はなさそうだが、これから先のことを思うに当たって、75歳くらいまでは衰えながらもほぼ現状のまま、そして、85歳くらいまでは生きているんじゃないかな、と予想している。 四十代後半のころは、人生の残り時間がなくなってしまうとかなり焦…

席を譲られる

先日、同じ年の友人ふたりと一緒に電車に乗った。乗ったとたんに若い女性に席を譲られた。 その譲りかたが、笑顔でさわやか、極めて自然なふるまいだった。それはすごく良いことなんだけど、待てよ。ということは、このわたしは席を譲られて当然といった様子…

GW前半終了

GWといっても、原子力空母ジョージ・ワシントンではなく、ゴールデン・ウィークのほう。 連休の前半が終わってしまった。普段できない時間のかかることをいくつかやろうと思っていたのだが、それどころか、普段の日課ですら積み残しが出てしまった。一体何…

つる

サッカーの試合中継などで、よく足がつった選手をみかける。 ところでこの、足なりなんなりが、つった状態を表す日本語なないのだろうか。上の標題もできれば名詞にしたかったのだが、ちょっと思いつかなかった。それはさておき、 サッカーでは、若く、しか…

ウキウキする季節……なんだけど

桜も散ってしまった。ことしの咲き始めはまったく気がつかなかった。つぼみが膨らんでいる様子は目にとまらなかった。ある日突然、満開の光景が目の前に広がった。そのときはじめて季節を認識した。 暖かくなり、日も長くなり、すごく好い季節になってきた。…

つい最近

「つい最近」と言いかけて、待てよ、と言葉を飲み込む。ほんとうに最近なのかどうか確かめなければならない。いろんなことをたぐって、ようやくそれがいつごろのことかわかるようになる。その上で、それを〝最近〟といってよいかどうか判断することになる。…

年寄り自慢

年寄りが集まると、往々にして若さの競い合い、若さ自慢がはじまる。る。毛があるだの無いだの、黒いだの白いだの。歩けるだの、走れるだの。眼鏡が要るだの要らぬだの。自動車を運転できるだの免許を返上しただの。さらにはあちらの具合とか。まだ、現役で…

余生

「余生」という言葉を〝余った生(=命)〟と解釈するとつまらないものになってしまう。〝余った命〟などではない。これから大いに楽しむべき、これからが本当の〝生〟なのに、と言いたくもなる。で、「余生」という言葉は嫌いだった。 が、見る方向を少し変…

民間放送

地震から一週間が経って、テレビは少しづつ地震以外の番組も流すようになった。 が、なんとなくこれまでとは様子が違う。騒々しい番組を自粛してていることもある。だけどそれだけではなさそうだ。しばらく見ていて気がついた。 コマーシャルが無いのだ。 コ…

東北地方太平洋沖地震

ひとが死ぬとはどういうことか、ということについて少し思いついたことがあり、ここに記そうと思っていた矢先に大地震が発生した。死についてはあとまわしにして、地震についてちょいとひとこと。 阪神淡路のときは、報道で見るばかりで地震その物を体感する…

好きでやっていたことがいつのまにかノルマに

几帳面な性格からか(笑)、きちんと計画通りにやろうとする傾向を避けて通れない。 毎日やることもだんだん決まってきた。曜日を決めてやることもある。だんだん内容が固まってくると、いつのまにか、毎日はそれを消化するためにあるようになってしまう。本…

妬み

高校同期生のメイリングリストに参加している。いろんなひとがいろんなことを書いているのだが、最近増えてきたのが、退職後の、いわゆる〝サンデー毎日〟の楽しそうなレポート。 当たり前だが、同期生はみな同い年で、数年前に還暦を迎えている。 六十歳で…

八百長

相撲の八百長発覚がトップニュースとして取り上げられている。 なにごとも正々堂々を旨とすべきで八百長はよろしくないが、かといって、大相撲の現実がはたしてそれほどに目くじらを立てるような問題なのだろうか。 プロレスの八百長は良くて、相撲の八百長…

落ち葉

一月も終わろうとしているのだが、近くの公園に未だ葉をつけ、毎日大量の落ち葉をまき散らしている樹がある。自主的だか当番だかわからないが、それを毎日掃き集めている人がいる。 で、ちょっと疑問。公園の落ち葉というのは掃き清めたほうがよいのだろうか…

奇病

この週末、変な病に見舞われた。 お尻がしびれるのだ。歩くのには差し支えないのだが、五分十分と座っていると、お尻がしびれ、痛くて座っていられなくなる。我慢して座り続けていると、しびれがももからふくらはぎへと伝搬していく。仕方がないのでパソコン…

朝寝坊

近ごろ、休みの朝の起きる時間が遅くなっている。 もう少し若いころは、学校やら勤めやらでたまった疲れを癒すため、日頃の睡眠不足を補うため、休みの日は遅くまで寝ていた。まあ、これは大げさに言えば、生命の維持のための必然的なことだった、と言えなく…

命あっての

同期生の訃報がちょこちょこと入るようになってきた。これまで、若くして亡くなったかたも何人かいたが、この歳になると、まあ寿命といってもおかしくはない。 社会人生活をうまくやり仰せて、十分な年金、退職金を手にして老後生活を謳歌している同期生もた…

冥土の旅への一里塚

正月は冥土の旅への一里塚。めでたくもあり、めでたくもなし うまく言ったものだ。あらためて感心する。 一年が経つのは早い。これといったことを成さぬうちに新しい年になってしまう。 達成感のないまま、人生の貴重な残り時間と、わずかばかりの老後資金だ…