奇病
この週末、変な病に見舞われた。
お尻がしびれるのだ。歩くのには差し支えないのだが、五分十分と座っていると、お尻がしびれ、痛くて座っていられなくなる。我慢して座り続けていると、しびれがももからふくらはぎへと伝搬していく。仕方がないのでパソコンも立って使う。お尻を圧迫すると痛くなるので仰向けに寝ていても痛くなる。なんともやっかいな症状だ。
筋肉痛でもないし、どこかでぶつけたわけでもない。熱が出ているわけでもない。どうしてこうなったのか、さっぱり見当がつかない。
幸い今日の日中から治まってきた。まあ、なんとか回復するだろう。
加齢とともに、これまで経験しなかった摩訶不思議な症状に襲われるようになってきた。
ほっぺたの内側に膿がたまって顔半分が人相が変わるほどにパンパンにはれてしまったり、いまさら風疹にかかったり、居酒屋の小上がりから降りるときに足をひねって項を骨折してしまったり。そこまで行かなくても、靴を脱ぐときに脇腹がつりそうになったり、伸びをしただけでふくらはぎがつりそうになったり、掌もときどきピクピクする。
いづれも歳を取ってから現れてきた症状だが、これらは突然現れたものではないのではなかろうか。若い頃からそうなりそうなことはあったのではなかろうか。若い頃は、そうなりかけても、無理やり押さえ込む力があったのだろう。その力が衰えてしまったので表面化してきたのだろう。
いろんなところのフタが空いてきたような気がする。まあ、病気とも仲良くやっていくより仕方がなかろう。