確定申告

 このところずっとインターネットから申告(e-Tax)していましたが、ことしは税務署へ持参しました。

 ネットから申告するには公で認められた個人認証が必要となります。これまでは、市区町村が発行する住民基本台帳カードに個人認証のシステムが追加されたものを使っていましたが、これが昨年で期限切れ。ことしからは、個人認証の機能はマイナンバーカードに移行され、住民基本台帳カードのほうは更新不可となってしまいました。

 マイナンバーの連絡がきたのが本年一月。すぐにカードも申し込んだのですが、いまだに音沙汰無し。確定申告には間に合いそうにもありません。仕方がないのでことしは紙ベースでの申告に切り替えました。申告書は国税庁のオンラインシステムを使って簡単に作成し印刷しました。

 さてこれをどうするか。郵送でもよいし、税務署へ提出してもよい。わが地区では税務署は移転したばかり、というよりも税務署そのものを訪れたことはない。となれば、税務署へ持参して提出、ですね。で、行ってきました。

 申告期状は混雑きわまりなく待ち時間も相当なもの、ということを聞き、覚悟して行ったのだがそんな心配は不要だった。というと誤解を受けるかもしれません。申告会場の混み具合は相当なもので、それなりに待たされているようだった。そうなのだが、わたしのように完成した申告書を提出するための別の窓口が設けられており、こちらは待ち時間ゼロ、書類の過不足確認だけ、内容確認は署名と印鑑のみで済んだ。五分程度で済んでしまった。拍子抜けの感さえした。

 でも、まあ、来年はオンラインで申告したい。いくらなんでもそれまでにはマイナンバーカードは発行されるだろう。