宣伝

 ふと思ったこと。

 テレビ放送が始まって何十年か経つ。NHKをのぞく民放の収入は広告費だけである。番組の制作費はもちろんのこと、テレビ局の設備費や人件費もすべて広告でまかなっている。

 そしていま、googleなどネットで稼いでいるところも収入源は広告費である。

 広告宣伝費は、あくまでも賞品を売るための補助的な費用であろう。その、補助的な費用だけで何十年にもわたり、大企業を何社も支えてきたのだ。

 広告宣伝費はなにかを生み出すものではない。それが膨大な額に達しているということはどういうことなのだろうか。もしかしたら大いなる無駄遣い。いやいや、娯楽のためにはそれくらいお金を掛けてもいいということなのだろうか。よくわからなくなってきた。