腰痛

 ぎっくり腰寸前の状態にある。いや、寸前ではなく直後といったほうが適切だろう。普通にぎっくり腰では立てない、寝られない、医者にも行けないといった状態が三日ほどつづく。四日目くらいになってようやく立って歩くことができるようになる。医者に行くとすればこの頃からである。立って歩けるといっても立ったり座ったりには細心に注意が必要となる。ちょっとずれるとぴくっといってしまう。三日前に戻ってしまう。また、ずっと座っていると固まってしまい、立てなくなってしまう。

 とまあそんな感じなのだが、今回は初日が普通のぎっくり腰の三四日目くらいの痛さである。最近こうなることが多い。後から考えると腰に疲れがたまっていたときである。そんなときになにかひと突きされるとすぐにこの程度の状態に陥ってしまう。今回は箪笥の引き出しを締めようとしていってしまった。左右均等に押さないと引っ込まない引き出しなので開け閉めに苦労して、変な具合に力を入れようとしていってしまった。

 珍しいのは、痛めたのが左側であること。これまでは、中央か右ばかりであった。が、やってしまって気がついたのだが、この左側の痛みはかなり前から継続していた。そのために、靴下をはいたり、ズボンに脚を通したり、爪を切るのに苦労していた。ちょっとやり過ぎるとつりそうになる。腰もピリッとした痛みが鋭く走る。

 下手するとこのまま爪を切ることができなくなってしまう。それはちょっと辛い。

 健康診断は毎年やっているがそれはおもに内科的な検査である。骨や筋肉、腱などの整形外科的な検査を定期的におこなう制度はできないだろうか。