秋分

 九月二十三日からは、二十四節季の秋分秋分は昼と夜の長さが同じになる日。この日からはしだいに日が短くなり夜が長くなり、秋が深まっていきます。秋分を挟む一週間、ことしは九月二十日から二十六日までが彼岸となります。先祖供養の日です。

 七十二侯彼岸初侯は、雷乃声を収む。夕立に伴う雷がなくなるころです。入道雲から鰯雲へ、秋の空が晴れ渡ります。

 秋分次候は、蟄虫(すごもりのむし)戸をとざす。虫が土の中へ巣ごもりの支度をはじめます。

 旧暦八月十五日の満月は仲秋の名月です。ことしは九月二十七日です。なお、満月は翌二十八日です。

 秋分末候は、水始めて涸(か)れる。田から水を抜き、稲刈りに取りかかるころです。