変わらぬことに価値がある?

 この歳になると、変わらぬことに価値があると思えるようなことがある。

 ものすごく卑近な例では、髪の毛が減らなかったり白くならなければ、それなりの価値がる。駅の階段で走っても息が切れなければ価値がある。

 まあ、確かにそうだろう。髪の毛や健康・体力を例に取ればそうなってしまう。

 だけど、ずっと同じ状態を維持することが本当に価値のあることなのだろうか。だんだん減衰し、枯れていくことによって価値が増すこともあるような気がする。いまのところ気がするだけで、それ以上のことは思いつかないが。

 面白そうなテーマなのでもう少し考えてみよう。