増える積み残し
口先では〝思いついたらすぐ実行〟だの〝足の向くまま、気の向くまま〟などと言いながら、実態はけっこう計画的でありまする、このわたくし。
ここ数年来、やるべきことを、毎日やる日課、曜日を決めて週一回やる週課、適当なときに月一回やる月課、などに区分けし、極力守るようにしている。
やるべきことは徐々に増えてきて、日課、週課をこなすのにアップアップしている。毎日、日課、その曜日の週課を終えたところで時間切れ。もう寝る時間になってしまっている。ただ、予定を消化するだけの毎日となってしまっている。
これでは、気まぐれなことや思いついたころをやる余裕がない。これは期するところと大違い。なんとかしなければ。
と思うのだが、現実は逆。日課、週課の積み残しがたまり初めて、日本やギリシャの借金と同じような状況になっている。毎日、時間切れでこなせなかったり、予定外のことが入るとその日の分が積み残しになってたまってしまう。
江戸時代のように徳政令を出して借金を棒引きすることも考えなければならない。それ以上に、日課、週課を減らしてほかのこと当てられる時間を捻出することも重要だ。なにもしない、予備日を設けるのも高架があるだろう。
なのだが、そんなことを考える時間すら取ることができない。悲しいかな。