期日前投票

 我が人生において初めて、期日前投票なるものに行ってきた。

 いやあ、すごい混みよう。期日前投票は二週間もあるのにこの混み具合。一日だけの投票日は一体どうなってしまうのだろうか。

 期日前投票というのはこれが普通なのだろうか? それとも今回は特別?

 もし特別だとしたら、それはなぜ? 政権交代の予想が保守派をあわてさせ投票に駆りだしのだろうか? それとは反対に、政権交代の予想に勢いを得て、それまでは選挙を諦めていたような人がゾクゾクと駆けつけているのだろうか?

 公務員、自衛官などいわゆる“官”の比率の多いところなので、保守王国の危機援助に動員がかかるのも不思議はない。ヤンキーな若者も多々居るが、彼らが政治に目覚めたとはちょっと考えにくい。感動派的若者が投票所に向かう可能性はある。現職が敗退した前回市長選はこの影響が大きかったかもしれない。

 実際に投票所で見かけたひとたちは、ほとんどが普通のその辺のおっちゃん、おばちゃん。年配者が多く、若者はあまり見かけない。男女比は女性のほうがやや多い感じ。官の動員という風ではない。かといって、目覚めた若者浮動層が押し寄せた風でもない。

 ほんと、なにが原因なのかよくわからない。結果を見れば、想像がつくだろうか?