立秋初侯 8/7

 八月七日からは二十四節季の立秋です。はじめて秋の気配がほの見えるころです。まだまだ暑い盛りですが、これ以降は夏の名残の残暑といいます。暑中見舞いから残暑見舞いに変わります。

 七十二侯の立秋初侯は、涼風至る。涼しい風がはじめてたつころです。

 秋の気配をすぐそばに感じる、という意味の夏の季語が「秋隣(あきとなり)」です。


  出典 白井明大=文・有賀一広=絵『日本の七十二侯を楽しむ』(東邦出版)