右半分
歳を取り、からだのあちこちに不調を感じるのだが、よくよく見てみると、悪いのはからだの右側ばかりである。
ことの大小は別として、気がついたものを下から順に挙げてみる。
水虫。若かりしころは左足指のほうが多かったように覚えているが、このところはもっぱら右足指である。なかでも中指と薬指の間に発生する頻度がもっとも多い。ついで多いのが中指と人差し指の間。どうして左足から右足へシフトしたのだろうか。
宴席が終わり小上がりから降りるときに、足首をひねり、捻挫かと思ったが、そうではなく足の甲を骨折したことがある。これが右足。その骨折あとに、ときおり痛がゆい軽い痛みを感じる。まあ、これは他とは違って、たまたま骨折したのが右足というだけであろうが。
左足を上にして足を組むと、右足のふとももに張りを感じる。筋肉が弱っているのだろうな。
右足である動作を行うと付け根のあたりがボキッと鳴る。
慢性的に右の腰に痛みを感じている。
座って靴を脱いだり、ほんの少しひねったりするだけで、右脇腹がつりそうになる。いや、軽くつってしまう。いまのところ、のたうちまわるところまではいっていないが、これは気をつけないと危ない。まずは無理はしない。そして、やばいと思ったらすぐに力を抜く。
四十肩/五十肩の後遺症で右の二の腕に張りを感じている。
右の首が凝った感じ。首を左に倒すと、右側がボキッと鳴る。
なぜか右の耳たぶが熱くなる。
とまあ、なぜか右ばかりが痛んでいる。
水虫のほか、むかしは左の鼻がつまると強烈な頭痛に襲われていたのだが、最近は右ばかりである。頭痛が軽く済んでいるのは良いことかも知れないが。
もともと、左右対称ではなかったようだが、左右反転、左右不揃い。いったいどうしちゃったのだろう。