散歩

 正月(注)にふさわしい寒い日が続いたが、土曜日は暖かい陽射しが戻ってきた。

 (注)2月14日は旧暦の元日。
    寒さの具合といい、これから春になることといい、
    正月は旧暦のほうがピッタリする。特にことしは。

 いつもながらの海辺の散歩で春を見つけた。波打ち際の岩には緑の海苔がびっしり。年が明けてから設置された消波ブロックの下の方も緑色になっている。海苔も結構繁殖力があるようだ。

 水仙は盛りを越えてしまった。いま、活き活きしてきたのが、オキザリス。このところすっかり贔屓になってしまった。朝夕はラッパ状に閉じる小さな花びらがなんとも可憐。ビビッドな黄色があざやか(当地では黄色が主だが白や赤い花もあるようだ)。

 梅も満開。白梅のほうが紅梅よりも若干開化が早いような気がしているが、実際はどうなんだろう?

 いまのところ、散歩は土日のハレに近い活動になってしまっているが、何気ない日課となる日が待ち遠しい。

 土曜には春を感じたが、日曜には寒さが戻ってしまった。遠出は止めて町内散歩にとどめる。途中、鼻がツンツンしてきたので、ハンカチで鼻を覆いながら歩く。まだ、マスクが要るようだ。