午後の海辺

 アナログレコードのデジタル化作業はきょうも六枚。きのうと合わせて十二枚完了したのだが、山が崩れた感じがしない。レコードの数は感覚的に四五十枚と思っていたのだが、実際にはもう少しありそう。いっぽうであると思っていたレコードがなかったりもする。どこへ行ってしまったのだろう?

 荷物の受け取りの都合などがあって、午前中は家にこもり、昼飯のあとすぐに散歩に。散歩からかえって昼寝。このパターン、案外よいかもしれない。

 午前中の頭の新鮮な時間を創作に当てることができる。注意することは折角の新鮮な時間をネットで潰してしまわないこと。これが意外に難しいかも。

 昼食直後の散歩なので空腹を覚えることがなく、歩いていて煙草が欲しくなることもない。昼飯にあわせて時間を調整する必要もなく自由にあるくことができる。

 心地よい疲労を覚えての昼寝もよい。これからは、汗をシャワーで流して、少し寒さを感じながら爽やかに眠るのも良さそうだ。

 この午後をスポット街あるきなどにすり替えることもできる。

 夜になってネット少々と読書。

 午前散歩のパターンよりも具合が良さそうだ。

 そうそう、きょうは海辺を歩いた。毎日の用に歩いていた海岸だが、このところちょっと遠ざかっていた。おもちゃの家(わたしが勝手にそう名付けた)は緑のペンキが塗られ大きな兵隊人形が二階に移動していた。

 さらに久し振りに怪人のアジト(これもわたしが勝手に命名)のほうにも足を伸ばした。

 午後の散歩は二時間ちょっと、一万三千歩。風が強く、巻き上げられた砂が顔に当たり痛かった。