アナログレコードのデジタル化

 アナログレコードのデジタル化を始める。本当はもっと早くやりたかったのだが、ついつい後回しにしていた。

 経年変化やらなんやらでアナログレコードの再生ができなくなって久しい。そうなのだが、ケチな性分はどうしようもなく、アナログで持っている同じものをCDで買い換えようという気が起こらない。というわけで、好きな音楽から随分と遠ざかってきた。

 アナログをデジタル化するハード・ソフトも色々あるようだが、どれも面倒くさそうだ。

 そんなとき、ソニーとデノン(昔はデンオンでしたなあ)からデジタル出力機能のついたアナログ・プレイヤーが発売されていることを知った。ソニーのは USB 端子をパソコンに繋いで使うタイプ。デノンのは USB メモリーを差し込んでそこに書き込むタイプ。スタンドアロンで使える点でデノンのほうが具合良さそうだ。ということでデノン機を購入。二万五千円弱也。

 本来ならデジタル化したあとで、パソコンに取込み、一曲ごとに分離してそれぞれに曲名などをつけるべきなのだろが、そこまでやるのは面倒。途中でめげてしまいそう。なので、片面を一とまとめと考え、アルバムタイトルを入力するだけであとはなにもしないことにする。

 夕方から作業を始め、六枚を収録した。ビデオのように高速ダビングすることができないので時間がかかる。収録するはしから聴いているが、いやあ、なんとも懐かしい。たまらんですよ。