あしたで終わり

 いよいよあしたが美術館勤務の最終日・・・なんだけどまったく弾まない。このブログをはじめた頃は、この日を焦がれ死にするほど待ち望んでいたはずなのに。実際にその日が来たというのにどちらかというと沈んだような気分。

 将来への経済的不安を残してしまったのが原因だ。本来なら当初わかっていた一年分稼げばあとは(質素に暮らせば)なんとかなる筈だった。だが、そうはいかないことに気がついたのが年末。以後、鬱々とした日々が続く。

 そして、いよいよやってきた最終日。あさってからはあこがれの隠居復活。だが、はしゃぐに気にはなれない。それは待ち望んだ隠居ではなく、とりあえずもう少し働かざるを得ないことを認識したのに、仕事にありつけないための隠居であるから。いやこの場合、隠居という言葉は不適切。失業者というのが正しい呼びかただろう。

 だけどまあ、折角の隠居復活なのだから、それなりに現在の自由の身を愉しんで行かなくっちゃ。と、頭の中ではそう思うのだが……。


♪♪♪♪ 隠居開始まであと 2 日(今日と明日)♪♪♪♪