海辺の散歩

 年賀状の宛名を書いて(BBの萬年筆で手描き、インクジェット用紙はインクの吸い込みがすごいので極太でもすらすら書ける)、ひとことを添えて(多分Fの萬年筆で手描き。細字なのでインクの乗りが悪く(乗る前に吸い込まれてしまう感じ)書きづらい)。なんとか仕上げて投函。

 近所の海岸を散歩。職場の前の海なのだが、感じはかなり異なる。原因を少し追ってみた。

 ひとつは海の向き。ここは南向き、職場は北向き。水面は圧倒的に南向きの方がきれい。職場の海の向こう側は房総半島が塞いでいて切れ間がない。ここは、左は房総、右は三浦半島だが、あいだに太平洋への出口が開いている。それだけで開放感が全く違う。つまり海としてはこちらのほうが断然良い。

 ただ、職場の海にも良さがある。それは船がきれに映えること。あそこは東京湾で一番狭いところなので、必然的に船が近くを通る。なので大きく見え、速く走る。また、たくさんの船が行き交う。おそらく日本でも有数の観船スポットではないだろうか。

 てなことを考えながら二時間あまりふらふらしてきた。課題の思考は先送り。


  ♪♪♪♪ 隠居開始まであと 96 日 ♪♪♪♪