冬至 12/22〜

 十二月二十二日は二十四節季の冬至。一年でもっとも昼が短く、夜が長い日です。これから日が延びていきます。なので古代では冬至が一年のはじまりでした。

 と言うことですが、時計の無い古代にどうやって昼や夜の長さを測ったのでしょうか?

 七十二侯の冬至初侯は、乃東(なつかれくさ)生ず。うつぼぐさの目が出てくることです。ということですが、うつぼぐさってどんな植物でしょうか?

 烈しく吹く風のことを風巻(しまき)といいます。烈風吹きすさぶ中、雪が降りしきるのが雪風巻(ゆきしまき)。名前を聞くだけで寒そうです。


 出典 白井明大=文・有賀一広=絵『日本の七十二侯を楽しむ』(東邦出版)