大雪初侯 12/7〜

 十二月七日からは二十四節季の大雪、雪が本格的に降り出すころです。

 七十二侯の大雪初侯は、閉塞く冬と成る(そらさむくふゆとなる)。天地の陽気がふさがり、真冬が訪れるころです。重たい灰色の雲におおわれた空は雪曇(ゆきぐもり)と呼ばれます。

 十二月八日は針供養の日です。縫い物の上達を願いながら、折れた針を供養する日です。


 出典 白井明大=文・有賀一広=絵『日本の七十二侯を楽しむ』(東邦出版)