処暑次候 8/28〜

 八月二十八日からは七十二侯の、天地始めて粛(さむ)し。ようやく暑さが収まりはじめるころです。

 九月一日は二百十日立春から数えて二百十日目です。台風がやってくると言われている日です。

 野を分け、草木を吹き分ける荒々しい風が「野分(のわき)」。台風などに伴う暴風のことを言います。


  出典 白井明大=文・有賀一広=絵『日本の七十二侯を楽しむ』(東邦出版)