市民マラソン大会

 ワタクシメは試練の勤務中なのだが世の中は国民の祝日。海っぺりにある職場の前の道路では市民マラソン大会が開かれている。穏やかな天候の下をたくさんのランナーが走り抜けていく。

 かつてはわたしも走るほうのがわにいた。それが最近のことのようにも思われるのだが、数えてみて愕然。なんとまあ、四半世紀も前のことなのだ。

 その四半世紀なにをしてきたか。この歳になると、このさき四半世紀生き続けることはかなりむずかしそう。なんかむなしいぞ。

 その四半世紀未満の未来も、現在へ至るまでの四半世紀と同じような希薄な生活をしていたら、なにもせぬまま、あっというまに命が尽きてしまう。それではもったいない。もっと、いきいきとした生活をしなければ。そのためには、完全隠居は必須だな、わたしの場合。

 ひょんなことから、隠居への意を強くした。


 ♪♪♪♪ 隠居開始まであと 129 日 ♪♪♪♪